会社の夏休みを利用して先日、天橋立に行ってきました。
その旅行記です。
なお、今回の旅行で訪れたその他の地域については、以下のリンクからご覧ください。
(0) はじめに
今回の旅行は自家用車でしたので、途中色々と辺りを散策もしてきました。私はぼっちなので、ぼっちのぼっちによるぼっちのための気晴らし旅行でしたが、その分自由気まま、自分の気の向くままに旅行を楽しむことが出来ました。
自家用車で一人での旅行というのはまさに自由そのもの。早速、天が私にご褒美を授けて下さいます。
天橋立に向かう途中に何気なく立ち寄ったコンビニで、何気なく買ったアイス。
ロッテのチョコバー。
なんと当たりが!Σ(・□・;)
記念に当たり棒の裏の写真も。
早速買ったお店でもう一本いただきました。これは旅行初日から縁起がいいですね。
と言っても、1本75円なのですが(;^ω^)
(1) 天橋立を傘松公園から観賞
初日は下道で天橋立まで行きましたが、すでに時間も遅かったので、ホテルに宿泊し、辺りの散策は次の日じっくり行うこととしました。
今回利用させていただいたホテルは、天橋立に好アクセスなロケーションに位置する、橋立ベイホテルさんです。価格も朝食込みで、とてもリーズナブルでした。
次の日、早速朝から天橋立の観光に向かいました。
まずは、ケーブルカーに乗って丘の上にGO!GO!
丘の上の傘松公園に到着。
天気はあまりよくありませんでしたが、そこから眺める天橋立はまさに絶景。
あまりの絶景に1時間ほど、この場所で天橋立をずっと観賞していました。 見れば見るほど、本当に不思議な地形ですね。
外は蒸し暑く、立ち止まっているだけでも汗が止まらない。そこで、近くの売店でラムネを購入し、飲みながら少し休憩。
(2) 元伊勢籠神社参拝
天橋立には霊験あらたかな神社や寺院がいくつかありますが、まずは元伊勢籠神社に参拝しました。元伊勢籠神社は、傘松公園のすぐ麓にあります。
立派なお社です。
籠神社では、天照大神が伊勢におうつりになる前に、4年間この地に祀られており、一時的に天照大神を祀った土地を、「元伊勢」と呼ぶそうです。
伊勢のふるさとで御朱印帳を購入し、さらに御朱印もいただきました。御朱印は籠神社と元伊勢宮の2種類がいただけますよ。
●御朱印(籠神社)
●御朱印(元伊勢宮)
(3) 智恩寺参拝
京都丹後鉄道宮豊線の天橋立駅近くにあります。本尊は文殊菩薩で、「三人寄れば文殊の知恵」で有名ですね。
智恩寺の境内の様子。
境内には重要文化財の多宝塔があります。
室町時代の建物で、趣が感じられますね。
境内には力石(ちからいし)と呼ばれるものもありました。
この石は、当地文珠に伝わる力石と呼ばれるもので、祭や集会の余興にこの石を持ち上げ、青年達が力自慢を競ったものとのこと。石の重さは、大が130kg、中が100kg、小が70kgです。
この石に触ると不思議に力と知恵が授かると言い伝えられており、自由に触ることが出来ます。
私も全部の石に触ってきました。(*^^*)
(4) 天橋立散歩
次は天橋立を散歩してみます。
天橋立は歩いて渡ることが出来ますが、1時間ほど掛かってしまいます。近くで自転車をレンタルすることも出来ます。私は歩いて渡りましたが、ほとんどの人は自転車で渡っていましたね。
所々に、名前の付いた松の木がありますので、探しながら散策すると良いでしょう。
天橋立内部はこのような感じ。
両サイドが海に囲まれており、まるで海の上を歩いているようですね。
昔の人たちも同じようなことを思いながら、渡っていったのでしょうか。
しばらく歩くと、天橋立神社と磯清水がありました。
磯清水は、四面海水に囲まれているにもかかわらず、少しも塩味を含んでいないため、古来より不思議な名水として伝えられています。現在も絶えることなく、清水が湧き出ています。触ってみると、冷たくて気持ちが良かったです。
大正天皇と昭和天皇が皇太子時代にそれぞれ御手植えされた松が、今も大切に保存されています。
●昭和天皇が皇太子時代に御手植えされた松
●大正天皇が皇太子時代に御手植えされた松
名称が付いた松の木達の紹介です。
●夫婦松
1本の幹から釣り合いの取れた2本が現れ、夫婦の様に仲良く寄り添っています。
●羽衣の松
伝説「羽衣天女」を連想させる優美な松
●なかよしの松
二俣でバランスよく立っていて仲良くしている松
●見返り松
道中でも巨木であり、振り返って見たくなるような松
●双龍の松
二頭の龍が天へ昇る様を表すように立つ松
残念ながら、平成16年の台風で失われてしまったようですが、その幹の太さからも、さぞかし立派な姿の松だったことがうかがえます。
●里帰りの松
平成16年の台風で倒木した松の枝を苗として育成し、それを植樹された松
当時の台風で失われた松の命は、今も地元の人の手によって、大切に育てられています。
●金樽いわし伝説
天橋立の内海では、かつて「金樽いわし」が大量に獲れたとのことで、1千年以上も昔から丹後の名産として有名でした。
平安時代の中頃、金の樽に酒を入れ、内海で酒盛をしていたところ樽が海に落ち、漁師が網ですくおうとしたが樽は見つからず、かわりに金色に輝く鰯が大量に獲れたとのこと。
●船越の松
昔からこの地を「船越」と称していることから命名された松
(5) 天橋立をフェリーから観賞
松を眺めながら歩くこと約1時間、ようやく対岸に到着しました。日頃の運動不足がたたり、かなり足に疲れが溜まっていたので、帰りはフェリーを利用することにしました。
フェリーから眺める天橋立の景色も、また格別です。
最期になってようやく気付いたのですが、天橋立は微妙に最後まで繋がっていないのですね。。