2018年11月上旬ごろ、中国の上海に会社の出張で訪れました。
土日を跨ぐ出張だったため、土曜日はホテルで一日休み、日曜日に少し他の場所を観光してみようという気分になりましたので、上海中心部にある豫園(よえん)という場所に行ってきました。
豫園の町並みはこのような感じ。
日本でいうところの浅草に近い雰囲気でしょうか。
伝統的な中国の建築物という感じですね。
大勢の外国人で通路が埋め尽くされています。
40元払えば、庭園内に入ることが出来、伝統的な中国庭園の様子を間近で見ることが出来ます。
見事な中国式の庭園ですね。趣を感じさせられます。
16世紀の明の時代に建てられたものらしいですが、1980年代に修復されているとのこと。
ある建物の内部の様子です。
昔の人はこのような場所で会議などを行ったのでしょうか。
あらゆるところに龍を模した装飾が施されています。
龍は繁栄を象徴する縁起物ですからね。
この年代の建物は、屋根の先端が上に向いているのが特徴です。
西遊記にでも出てきそうな建造物ですね。
こうしてみてみると、日本の文化は確かに中国の影響を強く受けていると感じますね。
日本庭園とすごく良く似ています。
豫園からみた上海の高層ビル。
浅草とスカイツリーの関係に近いかも。
庭園の裏手にはレトロな建物が並んでいます。
上海の街は輝かしい発展を遂げていますが、その一方で貧しい暮らしをしている人たちも大勢おり、貧富の差が激しいのでしょうね。
奇石として有名な石です。
豫園のすぐそばには高層マンションがたくさん立っており、このコントラストが妙に今の中国を表しているような気がします。
豫園は素晴らしいところでしたが、色々と考えさせられる街でもありましたね。