トミーメーセーのRich&Famous

投資でセミリタイアを目指しつつ、日々の気になることを綴っていきます

初の人間ドックに行ってきました

昨日、人生初の人間ドック受診に行ってきました。

 

会社の方針で満40歳を迎えると人間ドックを受診する必要があり、頭部MRIや胸部CTといったオプションもあるのですが、この際だから出来るだけ診てもらおうと、全てのオプションを入れてみました。

 

人間ドックの受付は当日の8:30まででした。

受診する病院は自宅から車で20分ぐらいのところにあるのですが、平日でラッシュアワーということもあり、7時30分ごろに自宅を出発。現地に到着したのは8:10ごろでした。

 

受付を済ませると、まずは採尿と血圧を測ります。

その後、しばらく待っていると担当の方が現れ、個別の控室に案内されて本日の健診メニューや注意事項の説明を受けました。

内視鏡検査の際、直腸診をするかと聞かれましたが、「する」と回答。

直腸診とは、お尻の穴から指を入れて直腸の様子を確認するという診察です。

数秒迷いましたが、何事も経験です。この際やってみましょう。

 

説明を受けた後は診察着に着替え、いよいよ人間ドックの開始です。

次は採血だったのですが、ここでアクシデント発生です。

 

いつも通り採血を行っていたのですが、今回は人間ドックで検査項目が多いためか、やけに採血の量が多いなと思いました。その間、ずっと針を腕に刺された状態だったので、ちょっと痛みも感じていました。

 

何とか採血を終えたのですが、その直後、急に気分が悪くなってしまいました。

めまいや吐き気、発汗もあり、立っているのがやっとの状態。

この時、身長・体重・腹囲、視力・聴力検査を行っていたのですが、中断してもらい、しばらくの間ベッドで横になっていました。

 

これまで採血でこのような症状になったことが無かったので、かなり戸惑いました。

貧血かなと思ったのですが、後で調べてみると、「血管迷走神経反射」と呼ばれる症状だったと考えられます。

当日の体調もあったのかもしれませんが、注射による痛みや不安といった精神的動揺により誘発され、全身の血管が拡張することで有効循環血液量が低下して起こるそうです。

貧血とは異なる様ですが、今回の人間ドックの採血量が予想以上に多く、そして長時間針が体内に刺さったままだったことが、このような症状に繋がったのでしょう。

今後、気を付けなければなりません。

 

ベッドで横になることで無事体調が回復し、他の検査を進めていきます。

次は、心電図、骨密度検査、眼圧測定、眼底検査を行いました。

特にアクシデントは無かったのですが、眼圧測定というものが苦手でしたね。

眼圧測定は、目にプシュッと空気を当てて測定するのですが、空気が当たった瞬間、ついまばだきをしてしまい、なかなかOKが出ません。

何度も何度も繰り返し行い、一度担当者も変わり、十回は軽く超えるくらいやって、少し慣れてきたかなというところでようやくOKが出ました。

この測定は、次回も一発でパスできる自信がありません。

 

次は胸部レントゲン、頭部MRI、胸部CTです。

胸部レントゲンでは、私の着ていたTシャツの柄が写りこんでしまい、一度取り直す場面もありましたが、ここも特にアクシデント無く終了。

人によっては、MRIで閉所恐怖症を発症する方もいらっしゃるようです。私も少し心配していましたが大丈夫でした。

 

そして最後の検査項目である、胃内視鏡検査です。

初めての内視鏡検査でしたので、負担が少ないという鼻からの挿入をお願いしました。

まずは麻酔のため、鼻から苦い液体を入れられます。

その後、徐々に喉の感覚が無くなっていき、唾を飲み込むことに違和感を覚える状態になりました。

ですが胃内視鏡検査の前に、まずは直腸診、腹部超音波検査が行われました。

直腸診は医者や看護師さんの前でお尻をさらさなければならないため、ちょっと抵抗は感じましたが、母祖母が直腸がんで亡くなっていたため、そのことを思うと検査中は我慢。結果、特に異常は無いようでした。

 

次がいよいよ胃内視鏡検査です。

ベッドで身体を横にし、鼻からカメラ(直径5mmほど)を入れていきます。

鼻から入らない人もいるそうですが、私は問題ありませんでした。

喉にカメラを通す際、飲み込む作業を行う必要がありますが、そのときに一瞬だけ嗚咽感がありました。

カメラは体内を通り、鼻から食道、そして胃へと進んでいきます。

若干、体内を異物が通っているという感覚はありました。

医者は内視鏡をねじ込みながら、私に色々喋り掛けてくるのですが、それに応じる余裕は正直こちらにはありません。適当にうなずいて聞き流していました。

 

モニタには、初めて見る自分の体内が確認できます。

自分で言うのもなんですが、ポリープ一つ無い、綺麗な食道と胃でした。

これからもこの状態を維持しなければなりません。

医者にも太鼓判を押された胃でしたが、少し気になるのはピロリ菌感染です。

胃がんの原因の大半はピロリ菌とされています。

父祖父が胃がんで亡くなっているため、両親からはピロリ菌検査を早くする様に言われていました。

医者は大丈夫だろうとは言っていましたが、この際ついでにピロリ菌検査もお願いしました。

 

ピロリ菌検査は当日行い、何らかの錠剤を飲んでから呼気を取ります。検査結果は1週間後、再度病院を訪問する必要があり、もしピロリ菌がいた場合は、その時に除菌してもらえます。

私には兄がいるのですが、兄もピロリ菌検査は行っていません。おそらく大丈夫だろうと思っているからだと思いますが、実際私も大丈夫だと思っていました。

もし私がピロリ菌感染していた場合、兄も感染している可能性大なので、そのときは是非、兄にも知らせてピロリ菌検査を促そうと思います。

 

最期に総合診察を受けて、今回の診断結果を簡単に受けます。

詳しくはこれからですが、おおむね大丈夫だろうとのこと。

詳細な診断結果は3週間ぐらい掛かり、後日郵送されるそうです。

 

その後、控室に戻り、着替えてから受付で会計を済ませます。

オプション含め、32,000円でしたが、会社からいくらか補助も出るはずなので、領収書もいただきます。

病院を後にしたのは13時ごろでした。

 

今回、初の人間ドックを受け、途中アクシデントもありましたが無事終えることが出来ました。ピロリ菌検査含め、結果が楽しみです。

また、内視鏡検査や直腸診など、色々初めて経験できたことも大きかったです。

内視鏡検査は最初は戸惑いますが、確かにバリウム検査よりかは負担は少ない様に思います。

 

そして、ご担当いただいた医師や看護師の方、医療関係従事者の方の大変さやありがたみを感じることも出来ました。

日頃、患者さんに向き合う医師や看護師の方の大変さは勿論のこと、医療機器を開発しているメーカーの方たちの努力のお陰で、我々はこのような検査を行えるようになりました。内視鏡検査においては、その内視鏡自体も開発が進み、今では鼻から通すことが出来るぐらい小型化されたお陰で、今日の私はそれほど負担なく検査を終えることが出来ました。

 

今の時代に生まれて本当に良かったです。

やはり健康が一番ですね。

これからも体調に気を付けて、仕事を頑張っていきたいと思います。