トミーメーセーのRich&Famous

投資でセミリタイアを目指しつつ、日々の気になることを綴っていきます

仕事を辞めたいという人と面談しました

私は、今年の4月から一部門の課長となりました。

 

先日、私が担当している課とは別の課のメンバーであるSさんが、現在仕事に悩んでおり、最悪仕事を辞めたいと考えていることを耳にしました。

 

別の課とはいえ、同じ部のメンバーです。見過ごすわけにはいきません。

そう思った私は、Sさんと一対一で面談をすることにしました。

 

Sさんから話を伺うと、今の仕事は自分がやりたいと思っている仕事ではない、そして職場の人間関係に悩んでいるとのことでした。なので転職を考えていると。

 

実はSさんは、今年度より他の部署から異動で来た方です。当部署でやりたいことがあり、自ら申告して来たのですが、思ったような仕事が出来ないようです。

そして、同じ課のメンバーから嫌な仕事を押し付けられ、気が滅入ってしまい、ストレスのためか最近かなり太ったように感じました。

 

他の課の事とはいえ、私も一人の課長ですので、何とか引き留めたい気持ちがあるのですが、さらに色々突っ込んで話を聞いてみたところ、なかなか重症の様に感じ、これは説得が難しいかもしれないなと思いました。

 

唯一、私に出来そうなことは、Sさんの話を聞いてあげることぐらいです。ここで話した内容は誰にも口外しないことを約束するから、何でも話してくれと伝えました。

 

この時点で私は半ば説得を諦め、Sさんの話をひたすら聞くことに徹したのですが、なんとSさんは副業のことを私に話してくれました。

Sさんはモノ売りで副業を始め、それがそこそこ順調なのもあって、もう会社で働く必要もないのではないかと感じ、働く気力も無くなったのだとか。

そしてFIREについても語ってくれました。

最初はやりたい仕事がどうとかSさんは言っていましたが、おそらくこれが本音なのでしょう。

 

今は昔と違って、色々な手段でお金を稼ぐことが出来る時代となりました。スマホがあれば誰でも投資やフリマなどで副業をすることが出来ます。

昔のように、「お金を稼ぐ手段=会社勤め」というような時代では無いのです。

副業のチャンスが沢山ある一方、今後会社の管理職は人材の流出阻止が大変になることでしょう。

副業で稼ぐことが出来る人は基本的に優秀な方です。そのような方たちが会社を辞めてしまっては、将来的に企業の存続に関わる由々しき事態に発展します。

 

かくいう私も副業で稼いでおり、一応はいつ辞めても大丈夫なわけですが、余裕資金を稼ぐ一方で、サラリーマン生活の苦労や楽しみというものをもう少し探ってみたい気持ちでいます。

 

仕事云々はさておき、Sさんの話を伺っていると、副業やFIREの話で意外と気が合うかもしれないなと感じてきました。

Sさんが副業やFIREの話をしているとき、すごく活き活きしているように感じたのです。

 

私はあまり会社の人に副業やFIREのことを話したくないのですが、Sさんには話してみても良いかもしれません。

私と会話することで、こういう考えの奴もいるんだと、Sさんも転職を考え直してくれるかもしれません。

 

というわけで、1回/月くらいの頻度になると思いますが、Sさんとは定期的に面談することになりました。(仕事以外で)