トミーメーセーです。
2019年の1月27日(日)にジャニーズ事務所の人気グループ「嵐」が2020年末をもって、活動休止すると発表しました。
「嵐」はNHKの紅白歌合戦にも総合司会に抜擢されるなど、日本を代表するアイドルグループと言っても過言ではありません。
出す楽曲は軒並みヒットし、ゴールデンの冠番組や出演CMもたくさん。。。
そんな誰もが羨む順風満帆なアイドルグループの活動休止には、各方面から色々物議を呼んでいるようですね。
活動休止のきっかけは、嵐のリーダー大野智さんだったようですが、リーダーの意見を他のメンバーが尊重したとのことです。
決して喧嘩別れではないとのことで、嵐の出演番組を見ていても、本当に仲の良いグループなんだなと感じています。
さて、記者会見で大野さんが発言した、
「一度何事にも縛られず、自由な生活をしてみたかった」という言葉、セミリタイアを目指す私にとっては、とても良く理解できる言葉でした。
この言葉は、間違いなく大野さん自身の本心からの気持ちだと思いますし、あの記者会見の場で、変に自分を偽ることなく、よく正直に言えたなあと感心しました。
だって、「他にやりたいことが見つかった」だとか、それっぽいことを色々言えるじゃないですか。
男性アイドルを数多くプロデュースするジャニーズ事務所には、毎年何人もの才能ある少年達が応募しているのだと思いますが、その子たちは、自らが進んでその道を選んでいるはずです。我々サラリーマンの様に、「仕方なくそれしか選択肢がなかったから」ジャニーズに応募したわけでは絶対にないはずです。
自分から進んで応募し、高い倍率を勝ち残って得たアイドルという道だったにも関わらず、セミリタイアを選んだことについて、やはりアイドルにも厳しい現実があるのだと感じます。
仮に自分の思うような道に進めたとしても、そこへ行って初めて見えてくる拘束やストレスの数々。。。
近年、アイドルの自殺も度々ニュースになったりします。
セミリタイアはもはや、サラリーマンだけが目指すものではないようです。
アイドルに限らず、自分が最初に選んだ仕事を最期までやり抜くことに、こだわる必要は全くないと思います。
確かに、最期までやり通すことも正解です。ですが、途中で辞めてセミリタイアすることもまた正解なのです。
「あれっ、思っていたのと何かが違う」
「もう限界、辞めたい」
などなど、このように悩むのは普通の事です。
人間は悩む生き物です。
悩んで悩んで悩み抜いて、1度しかない人生、本当に自分が生きたいように生きるべきなのです。
後は勇気ある一歩を踏み出すかどうかですが、大野さんは踏み出せたようですね。