トミーメーセーのRich&Famous

投資でセミリタイアを目指しつつ、日々の気になることを綴っていきます

仕事は時に人を殺す~人生にはセミリタイアという逃げ道が必要~

仕事は時に人を殺します。

 

人の成長は、仕事を通じて70%、人を通じて20%、本などの学習を通じて10%と言われています。仕事を通じ、確かに人を成長させもしますが、過労やストレスの影響による過労死や自殺が後を絶ちません。それはある意味、「仕事による大量殺人」と言っても過言ではないでしょう。

 

仕事というのは、「ある程度自由のある社会的な懲役」ではないか私は考えています。仕事の選択肢というのは、入社前にある程度与えられ、入社後も仕事の対価としてお金を貰い、財産を構築したり家族を養ったりすることが出来ます。飲酒や飲食も自由です。ですが、社会貢献という名目で会社や国のため、自分たちの生活のため、懲役以上の過酷な労働を強いられているのです。

 

私は独身ですが、一人分の生活費については何とかなると考えていますので、私が仕事で辛い目にあっている時は、「5000万円貯めればいつでも会社は辞めれるんだ」と考えると、少しは心が落ち着きます。

私は会社の人に自分の貯蓄額を教えたことはありませんが、かなり貯めこんでいるというのは周りの人からよく言われます。

「そんなにお金を持っていてもしょうがない」

「お金は使うためにある」

とよく言われるのですが、私は全くそうは思いません。

私にとってお金とは、セミリタイアを実現し、「自由を買う」ために必要な大切な資金だからです。上司からの過度な要求や、辛い長時間残業にも耐え、毎日少しずつですが、その夢に向かって確実に歩んでいるという事実が、私の希望であり、精神安定剤なのです。

 

独身であれば、ある程度セミリタイアの敷居は下がりますが、結婚して子供が出来ますと、仕事は簡単には辞めることは出来ないでしょう。

仕事を辞めますと、まず第一に問題になるのが金銭面であり、家族が多いと養っていくことは難しくなります。それ以外にも、仕事を辞めたことを相手方の親御さんにも説明する責任も発生する事でしょう。

なかなか労働地獄から逃げられず、過労死や自殺に至ってしまう方は、おそらくは家族のために仕事を辞めることが出来ないという責任感からだと思います。

ですが、金銭面の問題が解決するのであれば、大抵の方は辞める選択肢も出てくるのではないでしょうか。

 

毎日の労働で大変かと思いますが、今のうちに色々副業に手を出しておき、「セミリタイアできる」という心の余裕を持って生きるべきかと思います。今の時代であれば、サラリーマン以外にもお金を稼ぐ手段というのはたくさんあります。

もし今の会社に勤め続けたとしても、会社が定年まで続くという保証はありません。日本人は、会社生活を定年まで全うするのが当たり前であり美徳であるという認識がどこかにあると思います。ですが、必ずしもそうではなく、会社を辞めてフリーランスとして独立することも視野に入れ、お金獲得の選択肢を増やしておくことが、精神的な面からみても重要なことだと思います。