トミーメーセーです。
何事にも、適度に適当は大事です。
自分自身に対して、相手に対して、日本人はついつい完璧を求めてしまう傾向があるように思います。
それはそれでまじめに取り組んでいる(取り組んでもらう)ということで良いのですが、100%の達成はそう簡単に達成できるものではありません。
いやむしろ、100%は不可能と言っても過言ではないでしょう。せいぜい90%がいいところで、かなり時間を掛けて頑張っても95%ぐらいではないでしょうか。
我々は、自分が仕事をする上で、そして相手に仕事を依頼する上で、「100%の達成は非常に困難である」という認識を持つべきです。
処理しなければならない仕事は毎日山の様に存在し、100%を追い求めていては全てをこなすことなど到底できません。
それぞれの仕事や物事に対しては、ある程度許容できるレベルを達成すればそれでよいことにし、どんどん前に進んでいかなければなりません。
また、「適当」というのは心の余裕も生みます。たとえば、このプレゼン資料は30%の完成度でいいんだ、この仕事は50%で良い。このように考えれば、少しは心の余裕が生まるのではないでしょうか。心の余裕が生まれれば、非常事態にも備えることも出来ます。
意外と上司などは、仕事の完成度はそれほど気にしていないように思います。それよりも、ちゃっちゃと量をこなした方が良いでしょう。
何事にも、適度に適切な適当を持って対応するのが、今の世の中を生きる上で必要な処世術なのです。