トミーメーセーです。
日本政府が2019年7月より、韓国に対して半導体製造に必要な材料の輸出規制、そして8月には韓国をホワイト国から削除するとの見解を示しました。
これらの日本政府の行動に対し、韓国政府は毎日のように日本を非難し、一部では日本製品の不買運動を行っているとか。
昔から色々因縁のある日本と韓国ですが、どの国の政府もまず考えなければならないのは、国の威信でも政党の支持率でもなく、自国民の現在とこれからの未来の平和についてです。そして、経済的に余裕のある国々は、世界を代表し、世界全体の平和についても考える必要があります。
日本も昔は戦争で悲惨な目にあわされました。広島と長崎に原子爆弾を落とされ、甚大な被害が出ました。当時は米国を恨む日本人も多くいたことでしょう。ですが、それは全て何十年も昔のことなのです。終わったことなのです。
昔のことは変えることが出来ませんが、いつまでも過去を引きずっていては、これから生まれてくる子供たちにどのようにして明るい未来へ導いてあげることができるでしょうか。大切なのは現在とこれからの未来なのです。
今の日本を見ていると、米国を悪く言う人はあまりいない様に思いますし、少なくとも日本政府は米政府に対して嫌米を示すようなことはしていません。もちろん、世界で唯一の被爆国として、原子爆弾の恐ろしさや戦争の悲劇を、未来永劫残していかなければなりませんが、当時の米国のことをいつまでも悪く言うことは間違っています。
さて、今の韓国政府はどうでしょうか。
慰安婦問題や徴用工問題、いずれも70年以上も前のことです。韓国にとっては昔のことも大切なのかもしれませんが、これにより日韓関係が悪化し、韓国国民の現在と将来が危ういものになってしまっては本末転倒の様に思います。
平和というのは、一方的なエゴで成り立つものではありません。時には嫌なこともあるかもしれませんが、相手に譲歩し、これを許し、受け入れることも必要になります。
韓国政府は過去と未来、どちらが大切なのでしょうか。
すべてを日本のせいにして、いつまでも日本を敵国として、これからの子供たちにも反日を背負わせていくのでしょうか。これが韓国国民の望む未来なのでしょうか。
人の人生は長いようで短いです。その人生が、いつまでも恨みや妬みで支配されたまま、子供たちにも受け継がれてしまうというのはとても悲しいことです。
正しいことを学び、仕事をしてお金を稼ぎ、結婚して子供を育て、そして子供よりも先に死ぬ。我々が望むのはただこれだけです。
自分の家族を心から喜んで戦争や争いごとに行かせる人はいません。誰も争いは好きではないはずです。
何十年も昔のことはさておき、これからの明るい未来の方をお互いに重要視して考えるだけでいいんです。
これはそんなに難しいことなのでしょうか。