12月28日で2021年も仕事納めとなりました。
私は今年の4月から課長職に就きましたが、何とか今日までやりきることが出来ました。
リーダーとしての立ち居振舞いや部下の接し方など、非常に多くの事を経験できた1年でした。しかし、またまだ自分の能力不足は否めず、理想のリーダー像に一歩でも近づける様、精進しなければなりません。
さて、私の冬休みの期間はというと、一応は12月29日から1月10日までの13日間です。
ですがこれは建前であり、おそらくは休みの期間中にメールチェックしたり仕事の指示をしたりしなければならないでしょう。
ですが、建前でも13日間のお休みがいただけるのは大変ありがたいことです。
皆さんも休みの期間何をしようかと色々予定を立てている方も多いと思います。
私はせいぜい12月31日から1月3日あたりまで実家に帰省する程度で、それ以外は特に旅行の予定などはありません。
じゃあ他の日は寝て過ごすのかというと、それではあまりに勿体ないので、見識を深めるために何か読書をしようかと思っています。
普段はなかなか本を読む時間もありませんでしたので、この機会に目標5冊以上読むことができればなと考えています。
冬休みの間、ただ寝て過ごすか、それとも勉強して過ごすか、どのように過ごすかで、将来は大きく変わるでしょう。
「男子三日会わざれば刮目してみよ」という言葉があります。
日々、精進している人というのは、三日もあれば、驚くほど成長しているものだという意味で、私の座右の銘の1つです。
その語源について、簡単に述べます。
三国志の時代、呉の国に、呂蒙という勇猛な武将がいました。
呂蒙はその勇猛さで、魏や蜀にもその名が響いていました。武力の方は申し分ありませんでしたが、その一方で呂蒙は無学でした。
そのため、君主の孫権が、少しは学問を学び、知識の幅を広げるよう呂蒙に諭しました。 一旦は時間がないからという理由で断っていますが、孫権から、「私も忙しいが何とか勉強できている。だからお前もやれ。」と言われ、呂蒙はしぶしぶ了承します。
ですが、ここから呂蒙は猛勉強を始めます。
それから時が流れて、呉の国有数の知将魯粛が、たまたま近くまで通りかかった際に、ついでに呂蒙の元を訪ねました。この時、魯粛は呂蒙の変貌ぶりに大変驚いたそうです。
呂蒙は学問に励み、文武両道の立派な武将になっていたのです。それは、魯粛にも軍略について的確なアドバイスを提言できるほどだったとのこと。
無学な呂蒙しか知らない魯粛は「いつまでも、あの蒙ちゃんと言う訳ではないなぁ」と言ったところ、呂蒙は、「士別れて三日なれば刮目して相待すべし。」と言い、それがこの格言の言葉の由来です。
人というのは、3日もあれば変われるものなのです。13日もあれば十分でしょう。
それが1か月、1年と精進し続ければ、もはや別人とも言える存在になれるでしょう。
人は学習することでいくらでも強く成長出来ます。
人に生まれたからには、できるだけ多くの事を学び、経験し、強くなりたいと思いませんか?