トミーメーセーのRich&Famous

投資でセミリタイアを目指しつつ、日々の気になることを綴っていきます

結婚しないは保険である

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 サラリーマンを何年、何十年と続けていると、仕事が嫌になったり、会社を辞めたいと思うことはたくさんあると思います。私は今年でサラリーマン生活13年目となりますが、会社を辞めたいと思ったことはこれまで数えきれないほどありました。

それでも、会社を辞めなかった理由は、将来はお金を貯めてセミリタイアをし、経済的に独立して自由な生活を送りたいという夢があるからです。

 

私は現在30代中盤の独身者ですが、セミリタイアは20代から既に考えていたことでした。もし自分が結婚してしまうと、家族を養っていくための安定した収入が必要となるので、サラリーマンを途中で辞めることは難しいでしょう。パートナーを説得しなければなりませんし、親戚にもセミリタイア理由を説明しなければなりません。世間体的にもかなり好奇な目で見られる恐れもあることから、余程のことがない限り、結婚した方がサラリーマンをセミリタイアするということは非現実的な気がします。

また、金銭的にも、現在はかなり余裕のある生活を送り、セミリタイアに向けて投資や貯金も十分にできていますが、20代で結婚していたら、今よりもかなり生活は厳しいものになっていたかもしれませんし、投資資金も無く、貯金額も全然少なくなっていたかもしれません。

さらに懸念すべきことは、仕事を辞められないということが多大なストレスとなり、心身を病んでしまうことになっていたかもしれません。

 

しかし、独身者であれば、養う家族もおらず、責任は自分自身にしか及ばないため、比較的楽な気持ちで会社を辞めることが出来るでしょう。セミリタイアに必要な資金も、既婚者に比べて、未婚者の方が格段に少ない資金でセミリタイアが実現的なものになります。

 

私にとって、結婚しないということは、仕事が辛いときに「仕事はいつでも辞められるんだぞ」と思うことが出来る、保険の役割を果たしているのです。この気持ち的な保険があるのと無いのとでは、心身に及ぼす影響は大きく違います。

 

もし、結婚して家族がいる場合は、会社を辞めても生活に支障のないレベルまでの資産を構築するか、サイドビジネスで安定した収入が得られるまで、セミリタイアは控えるべきでしょう。

ですが、既婚者だろうと未婚者だろうと、収入をいつまでも会社依存というのも危険な気がします。このご時世、勤めている会社がいつまでも存続するとは限りませんので、どのみちいつかはセミリタイアするつもりで将来を見据えるべきかと思います。