トミーメーセーのRich&Famous

投資でセミリタイアを目指しつつ、日々の気になることを綴っていきます

三浦春馬さんの急死から考える ~長期の悩みはそれほど多くは無いということ~

三浦春馬さんの死を知ったのは、7月20日の朝のニュースだった。

 

芸能界に疎い私でも、三浦春馬さんのことはブラッディ・マンデイ永遠の0進撃の巨人などの作品で知っていた。

なので、亡くなったのだということを聞いた時はとても驚き、その日はロクに仕事も手につかず、ずっと物思いにふけっていた。

 

色々な情報サイトで調べたところ、自殺ということである。

三浦春馬さんはまだ若いし、イケメンだし、俳優として成功し、金銭的に困っていた様子も無さそうだった。

しかし、家庭的な問題というか、どうやらプライベートなところで大きな悩みを抱えていたらしい。

 

プライベートな悩みというのは、意外と大変かもしれないなと思った。

私には、会社の仕事が忙しいという悩みがあるが、この悩みは仕事を辞めてしまえば解決してしまう。

しかし、プライベートな悩みというのは、独力で解決が難しいものもあるだろう。

 

それでも、死を自ら選んでしまうことはやはり愚かなことだと思う。

輪廻転生などは無く、人間として再びこの世に生を受けることなど、もう2度と無いのだから。

美味しいものを食べたり、異性と恋をしたり、旅行に行ったり、面白いものを見たり聞いたり学んだりすることがもう出来ないのは非常に残念なことだ。

 

どんな美少年や美少女でも、死んだ後は非常に惨めである。

かっこいい死、美しい死、可愛い死というものは無い。

死んだ後は裸にされて検死され、場合によっては司法解剖されるという辱めを受ける。

 

いや、それぐらいの辱めならまだいいほうだ。

私はこれまで、幸いにも事故現場や殺害現場などに遭遇したことは無いが、かなり悲惨なものであることは容易に想像がつく。

今はインターネットで検索すれば、そういった画像や動画などいくらでもヒットするだろうが、いずれもかっこいいだとか、美しいだとか、可愛いと思えるものは無いだろう。

 

私は過去に友人や家族のお葬式には何度か立ち会っているが、死に顔というのは在りし日の頃とは全くの別人のように思えた。

 

我々が輝けるのは、生きているときだけだ。

確かにいいことばかりじゃないけれど、今抱えている悩みがあと5年、10年と続くものはそれほど多くない。

 

それに、人間は年を取ると段々と悩みが少なくなるらしい。

確かに、学生の頃はルックスを気にしたり学力で悩んだりもしたものだが、今はそのような悩みは無くなった。

 

悩みの多くは、数か月から数年程度で時間が解決してくれるものだ。

この世の全てのものは、うつろうものである。

地球や太陽、宇宙でさえも不変ではない。

数年経過すれば人も性格が変わるし、人間関係も変わる。

嫌な上司も来年はいないかもしれない。

昔の嫌な出来事も段々と忘れる。

 

三浦春馬さんの抱えていた悩みも、あと少し待っていれば、自然と解決していたのかもしれない。