マスコミを騒がせる芸能界の不倫騒動。
甘いマスクで恋愛テクニックにも優れる。お金もある。女性からはモテモテ。
綺麗な人と結婚し、仕事にも恵まれ、順風満々な生活。
それでも、一部の男は愚かにも不倫をしてしまう。
不倫がばれてしまった後は、実に惨めだ。
いくらルックスが格好良くても、何とか言い訳をして取り繕う様は本当に無様で格好悪い。
私の周りには不倫をしている人は今のところいないと思われるが、よく飲み会などで、風俗遊びを自慢げに話す人はいる。 そのような人はよく、風俗は文化だの社会勉強だのと最もらしいことを言うが、これもただの言い訳に過ぎないし、人前で喋っていて恥ずかしくはないのだろうかと聞いていて思う。
男は外見ではない、内面であるといわれる。
といっても、余りにも外見がお粗末であればそれもいかがなものかと思うが、男は多少外見が見劣りしていても、ある程度内面でカバーできるというのは確かに言えることだと思う。
男らしさというのは、顔やルックス、上っ面の甘言だけでは測れず、本来は内面の事を指す言葉なのだろう。
私の考える男らしさというのは、自分の大切な人や家族のことを心から愛すことが出来、その人達のためなら、自分の命でさえも捨て去れるような人物だと思う。
本来、結婚する際、男性はそのような女性を選んでいるはずなのである。
結婚式では、必ず神父がこう問う。
「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」と。
儀式的とはいえ、「はい、誓います」と皆答えているはずだ。
「いいえ、誓えません。これからばんばん不倫していきます。」と答えられた人がもしいたとしても、それで結婚式が円満に成立するとも思えない。
最近は晩婚化と言われているが、私の周辺では30歳を目途に急いで結婚に走ってしまっている人達が多いように感じる。
結婚とは、そろそろ30歳になりそうだから何となくするものでは決してないはずだ。
急いで結婚をして、後悔しているという人も私は知っている。
結婚は強制でも無ければ義務でもない。
別に結婚しなくても、お金は稼げるし普通に生きていくことが出来る。
このご時世、自分の遺伝子を持った子供だって、未婚でも作ろうと思えば作れるだろう。
それでも、円満な家庭というのは皆が憧れる1つの理想形のはずであり、それには奥さんと子供を大切に思う男性像を誰しもが思い浮かぶ。
この男性像というのは、それなりに男としてのプライドや格を持った人でないと、意外と難しいのかもしれない。
「嬉」という漢字は「女」偏に「喜」と書く。
本来の語源の詳細までは分からないが、女性が喜んでいる様子を見た時の男性の気持ちが、「嬉しい」という感情の語源なのではないかと私は考えている。